Xmasスペシャルストーリー3

烈先輩のクリスマス














「……と、いうわけですの」
 いつも崩さぬ流麗な口調で、綾藤ちはやが言った。
 普段は制服かフォーマルな私服を着るちはやが、今夜は可愛らしいサンタクロース衣装である。
 赤い帽子に、胸元を大きく開けた赤いワンピース。赤いコートと赤いタイツ、どれも白いファーで飾られている。耳にはクリスマス装飾風のイヤリング、チョーカーにも金色の玉飾り。
 そんな衣装もちはやが着ると、なぜか不思議な風格がある。
「フフフ、にーな先輩も烈先輩も、たっぷり楽しんでくださいまし」
「そんにゃあっ……!」
 パーティーの本当の目的を聞かされたにーなは、尻尾をピンと立てながら叫んだ。
「…綾藤っ…ひどい……」
 続いてシャンリーも、半ば諦めたような抗議の声を上げた。

 要は簡単なことである。ちはやとOTCの面々が、今年のパーティーに誰かを呼び、たっぷりいやらしいことをして、皆で楽しもうと考えた。そして部員の投票で、にーなとシャンリーが選ばれたのである。
 後はにーな自身も知っての通り。
 右からベティ、左からちはやに抱かれ、ペニスは床に仰臥した烈先輩にあてがわれて……にーなはOTCの美少女達に発情の痴態を晒していた。
「一度にーなにこんなコトしてみたいと思てたマシタ……可愛い……★」
 柔らかい唇で頬に口付けしながら、ベティが右乳を揉んだ。ぷしゅううっ、と勢いの衰えない母乳が噴出し、目の前のシャンリーにしとどに降りかかっていく。
「ふにゃ…ベティちゃん……」
 いつも明るく可愛らしいクラスメイト・ベティに、こんないやらしくフタナリを攻める面があるなんて、意外だ。しかしどんなに淫靡に笑っても、ベティの笑みは心がとろけるほどに可愛くて、抵抗できない。もっといじめて欲しい…とすら感じてしまう。

「さあにーなさん、そろそろ入れて差し上げないと……烈先輩のいやらしい括約筋が、飢えてよだれを垂らしてらっしゃいますわ…」
「んんっ……」
 ちはやの言葉に、シャンリーが顔を真っ赤にして恥じ悶えた。先ほどからブリタニー部長の繊細な指でかき回されていたソコは、確かに白くにごった愛液をだらしなく垂らしていた。
「シャンリー…ほんとに可愛い…」
 ブリタニーがキスと共に指を繰ると、窮屈そうな膣内から濃い愛液がかき出され、尻を伝って床に愛液溜まりを作った。ほう、とため息のような声がOTC部員達から漏れる。
「烈先輩…いやらしすぎるにゃ…」
 たまらなかった。
 そもそも若々しいふたなりの性……一度射精したくらいでは、収まるどころか勢いを増すばかり。にーなのペニスはさらなる射精を求めて、透き通った先走りを際限なく漏らしている。
「さ、松坂さん」
 ブリタニーが微笑みつつ、シャンリーの肉花を押し広げた。くちゃりと粘質の音がして、シャンリーが羞恥の呻きを漏らした。
 にーなはベティとちはやに支えられるようにして…腰を進めた。

「うにゃああっ!! ああああっ…す、凄いのにゃああ!!!」
 亀頭を差し入れただけで、シャンリーの膣口は食虫花のように激しく食いついてきた。最も複雑な肉襞を持つ入口が、亀頭のくびれをこそぎ上げるように絡みつく。逞しい括約筋をこじ開けるのは、柔肉の壁を無理矢理貫いているような感触だ。
「烈先輩のおまんこの中っ…ぎゅうぎゅうに締め付けてくるっ!! くちゅくちゅのこりこりのぷりぷりのお肉が、ボクのちんちんいじめるのおお!!」
 恥ずかしい言葉を叫ぶ興奮が、さらににーなの腰を進める。
 そしてペニスはついに肉の関門を突破し、シャンリーの最奥に達した。
 じんじんとペニス全体を圧迫する快感。亀頭から精液を催促するような子宮口のうねり。
「ほら…にーな先輩、烈先輩の筋肉おまんこは、入れているだけで満足してしまいそうでしょう…?」
 ちはやがネコ耳に息を吹きかけながら、にーなのクリトリスを爪で弾いた。
 電撃のような快感が腹部で反響する。
「ふぎゅっ…!! うんっ…射精するっ……烈先輩のいやらしい筋肉に射精するにゃああっ!!!」
 シャンリーの逞しい腰に渾身の力で抱きつき、にーなは精液をぶちまけた。
 少しでも奥に、少しでも深く射精しようかと言うように、腰が勝手に密着する。ペニスがビクビクと跳ね、子宮口に食い込んでいく。自分の腰からシャンリーの子宮まで、熱い鉄棒で貫かれたごとく、にーなは一直線に射精を続けた。
「はうっ…あいっ……ぁやあああっ!!」
 シャンリーがのけぞり、逞しい褐色のペニスがにーなの目の前に突き出された。
「Yes...にーな、お礼しなきゃ…何事もタスケアイ、ネ」
 すかさずベティとちはやが腕を寄せ、にーなの乳房でペニスを挟んでしまう。
 にーなはシャンリーを犯して射精しつつ、その胸でシャンリーのペニスに奉仕する姿勢にされてしまった。
「不可っ…挟んじゃ…やあっ…」
 シャンリーはいやいやするように首を振るが、すぐにその口はブリタニーの唇に塞がれてしまう。
「フフ…嫌と言っても…マゾの体は止まりませんわ……」
 ちはやの言葉どおり、間もなくシャンリーは腰を振り始めた。強靭な背筋と腹筋、太ももを使い、粘るように尻をくねらせる。その動きでにーなのペニスは激しくしごかれ、母乳でパンパンに張った両胸をシャンリーのペニスが突き揺らす。
「にゃめっ…おっぱい突いちゃダメ…ミルク出ちゃうにゃあっ!」
 シャンリーの腰がぶつかると、弄ばれ続ける乳首から一際高く母乳が噴き出した。
 射精が終息しても、射乳の刺激には切れ目が無い。その間にもシャンリーの膣が強烈にペニスを擦り上げる。
「うにゃあぁ…また出るにゃっ…ボクのっ…精液止まんにゃいいい!!」
 立て続けに今夜3度目の射精を迎え、にーなは泣き叫んだ。
 
「にーなと烈センパイのFuck、とってもエッチデス…ワタシも混ぜてクダサイ…」
 二つの快感に悶え、尻尾を淫らにくねらせるにーなの尻。丸く白いその谷間に、ベティの指が入り込んだ。
「ふにゃ…ベティひゃんっ…ダメぇ…うああ!」
 濡れきっていたにーなの生殖器は、愛液を泡立たせながらベティの指を飲み込んだ。充血して厚みを増した粘膜が擦られ、膣内の前面にある膨らみが圧迫される。
 その瞬間、にーなの脳天を白い閃光が貫いた。
 射精と射乳が一瞬止まり、すぐさま勢いを増して奔出する。
「OH,yeah...フタナリさんのGスポットは、凄く効くデス……でもまだ触っただけデスよ…」
「ひゃうっ…触っちゃ…やにゃあ…許してぇ……」
「ダメデース★」
 言い終わるその前に、ベティのペニスがにーなを背後から貫いた。
 太く反り返り、白人種らしからぬ硬さを備えたベティの剛直。それがにーなの膣口を、Gスポットをえぐり、一気に根元まで埋め込まれた。
 のけぞり、息を詰まらせ、にーなは熱く狭いシャンリーの中に精を撃ち出した。
一回の射精が引き伸ばされているのか、連続して射精しているのか、もうその違いも分からない。
「ほらほらベティ先輩、烈先輩の急所もえぐってやって下さいまし♪」
「OKデース!」
 にーなの胎内を犯す快感のためか声をかすれさせながらも、ベティがいつもの調子で明るく答えた。
「あやっ…急所っ…!?」
 シャンリーが身を強張らせ、涙と母乳で濡れた顔を上げた。だがそれ以上反応する間も与えず、ベティが動く。ペニスで深く貫いたまま腰を密着させ、にーなと一体になってシャンリーを犯し始めたのだ。



「いっ…いううううっ!!!」
 シャンリーは目を見開き、声も無くのた打ち回った。
 ベティの動きに操られ、にーなのペニスは絶妙な角度でシャンリーの中を擦り立てている。前立腺とGスポットが一体となったフタナリ独特の性感帯を、にーなのペニスのカリは執拗に刺激し続けていた。
「ダメだよお…ベティ…ちゃ…ボクっ…ボクおかしくなっちゃうぅ……」
 ベティの腰使いはさらに激しくなり、白と褐色の腰の狭間で、にーなは翻弄された。
 ちはやの指が巧みに搾乳を続け、ミルクまみれで白く染まったシャンリーのペニスが幾度も射精する。にーなの柔らかい乳肉の谷間から精液が噴きあがり、ネコ耳アイドルの可愛らしい顔を白く凌辱した。
「にーなっ…So Good...I cum...射精…シマスっ!」
 にーなの耳元で艶やかに喘ぎながら、ベティの肢体が震えた。にーなの背中にたっぷりとした爆乳を押し付け、激しい抽送を止めることなく、射精を始める。
「にゃっ…ふにゃああああああっ!!!」
 美しいクラスメイトの膣内射精。逞しい先輩の胎内への射精。顔と胸に浴びせられる精液。華麗な指さばきで続けられる搾乳。エスカレートする強烈な快楽の共鳴に、にーなは絶叫し、射精を続けながら、シャンリーの逞しい体に倒れこんだ。

 何回精液を交換しあっただろうか。
 数度のついばむようなキスの後、ベティが背後から離れた。
 射精の余韻でまだ脈打っているペニスが、シャンリーの引き締まった膣から引き抜かれた。一瞬精液と愛液の混合が噴出し、すぐさま括約筋の締め付けでせき止められる。
「ぅぁ…ぅ……」
 朦朧とした意識の中、にーなとシャンリーは小さく呻き、収まらない快楽に荒い息をついていた。
「さあ、皆さん……」
 霞んだ視界の中、綾藤ちはやが優雅に手を広げる。

 皆さん……そう、周りにはまだまだOTCの生徒達が……

 欲情しきった金髪の妖精達が、一歩ずつその輪を縮め始めた。

***

 かくしてシャンリーは、OTCのフタナリ美少女達に激しく輪姦されているのであった。
 下級生が、同級生が、次々とシャンリーにのしかかる。尻を抱き口腔を犯す。波打つ金髪を揺らし、真っ白な乳房を褐色の筋肉に押し付けて、少女達は次々と精を放った。
 やがてシャンリー自身の羞恥も薄れ、逞しい肉体で華奢な少女達を絶頂に導くことに、悦びすら覚え始めていた。
 時折ベティのとびきりの柔肌が触れ、ブリタニーが熟練の愛撫を交えつつ精を注入する。にーなの暖かい母乳が降り注ぎ、精液のるつぼとなったにーなの膣がペニスを包む。
 美貌も体もOTC衣装も白い子種で染められ、数え切れないエクスタシーに灼かれ……
 ちはやの若々しく強烈な射精を子宮に叩き込まれたのを最後に、シャンリーの意識は遠のいていった。

***

 結局、途中で会場を抜けたちはやを除き、饗宴は未明まで続いた。
 あれだけ射精したちはやは、その後のパーティー会場でも衰えない絶倫ぶりを発揮していたという噂だ。
 参加者は眠い目を擦りつつ順番にシャワーを浴び、シャンリー、にーな、ベティ、ブリタニーも、後戯を交わし微笑みあって、全身の精液を流した。
 普通なら、シャンリーとにーなはヒドイ企みに嵌められたことになるわけだが……魂まで溶かされてしまいそうな快楽の後、ベティとブリタニーにキスと共に謝られては……二人とも怒る気になれなかった。

 シャンリー、ベティ、にーな、ちはや、ブリタニー。この夜以来結ばれた、5人の秘密の関係が……ちょっとしたクリスマスプレゼントだったのかも知れない。  

END
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