 |
静音(しずね)
<基本設定>
霊的欠損のまったく無い完全両性具有体としてとある魔族の隠れ里に生まれる。三歳の時に隠れ里が対立する魔族に襲撃された時も無意識のうちに張った結界のおかげで難を逃れ、その数日後にこの里を偶然訪れた忍び衆によって保護されて養子になり、忍びとしての修行を積む。
その霊的キャパシティを活かして穏形呪法を複合してその身に施され、霊的に透明な、いかなる者にもその存在を感知されない究極の忍びとなった。
基本的な戦闘方法は魔族の呪法によって擬似生物化させた手裏剣を放ち、こちらの位置を悟られる事無く攻撃する。また、その究極のステルス能力を活かして相手の懐に入り込み、毒刃で一突き、といった防御、回避不能の攻撃を行う事も出来る。
胸から下げたペンダントに自分の初潮の血を封印しており、それを媒介として一日に三十分だけ己の存在を他者に感知させる事が出来る。
忍び衆の間では『リビングファントム』の通り名で恐れられていたが、参加した作戦で敵方の魔導師が苦し紛れに発動させた空間崩壊に巻き込まれ、この世界にヴァイアランスに飛ばされた。
幼い頃から穏形呪法によってその気配を断っていた為、他人との接触はほとんど無い。また、コミュニケーションも下手で、魔族ゆえの激しい性欲は、もっぱら魔法で生み出した擬似生物によって発散させている。(たまに覗きもするらしい)
自分の存在を感知できる相手を探して迷宮をさまよう日々を送っている。
<容姿>
小柄で引き締まった身体つき、胸はやや小振り、抜けるように白い肌に真紅の瞳、髪の色は黒。敵の攻撃を受ける可能性が無いため、甲冑の類は身につけず、非常に軽装である。武器は直刀(忍者刀)それ自体が各種毒物、媚薬の精製能力を持った金属生命体であり、必要に応じてその形態を変える。一日に一度、持ち主の体液を吸収させる事で、自在に操ることが可能である。
|